1949-04-05 第5回国会 衆議院 災害地対策特別委員会 第3号
國庫財政等の現状においては、その要求を満し得ぬことははるかに速く、ために復旧工事の実施は緊急度に應じ、実施順位を定めて着工せしめるのほかはないのであります。緊急を要する施工箇所も実施遅延に陷るもの多く、地方においては地元における切なる実施要望を支え切れずして、財政上あらゆる苦慮をなし、多額の認証外工事を実施いたしまして、民心の安定と、生産の増強に努めているのが現状なのであります。
國庫財政等の現状においては、その要求を満し得ぬことははるかに速く、ために復旧工事の実施は緊急度に應じ、実施順位を定めて着工せしめるのほかはないのであります。緊急を要する施工箇所も実施遅延に陷るもの多く、地方においては地元における切なる実施要望を支え切れずして、財政上あらゆる苦慮をなし、多額の認証外工事を実施いたしまして、民心の安定と、生産の増強に努めているのが現状なのであります。
○賀屋説明員 岩木川の改修については、政府においてもこれが完成の緊急を要することはつとに認めているのであるが、國庫財政等の関係上工程意の如く進捗しないことはまことに遺憾に存じている。
何分労賃諸物價の高騰著しく、工事の進捗意のごとくならずはなはだ遺憾とするところであるが、今後とも國庫財政等の許す限り工費の増額をはかり短期完成に努めたい考えである。 —————————————
今後においても國庫財政等の許す限り、工費の増額をはかり、短期完成に努め、食糧の増産と、民生の安定を期したい。 —————————————
今後においても國庫財政等の許す限り急速に完成いたしたい考えである。尚放水路開鑿等についても、さらに十分調査檢討の上適当なる措置を講じたい考えである。 —————————————
今後においても國庫財政等の許す限り、工費増額をはかつて短期完成に努めたい考えである。 —————————————
今後においても國庫財政等の許す限り、短期完成をはかりたい考えである。 —————————————
然し乍ら河川工事は何分にも巨額の工費を要しますので今後におきましても國庫財政等の許します限り積極的に之が促進を図りたいと考えております。 —————・————— 小、中学校職員に関する質問主意書右の質問主意書を國会法第七十四條によつて提出する。
○賀屋説明員 鈴鹿川の改修の緊要でありますことは政府のつとに認めているところでありますが、本年度は國庫財政等の關係上やむなく一時施行中止といたしたのでありますが、この状態を久しく續ける考えは毛頭ありませんので、明年度におきましてはぜひとも再著工する方針のもとに豫算等の折衡をいたしておるところであります。 —————————————
○賀屋説明員 番匠川は現在中小河川改良工事として、國庫助成の下に縣において改良工事を實施しているのでありますが、國庫財政の関係もあり、また物價の變動はなはだしきため、工程意のごとく進捗いたしません状態でありますが、今後國庫財政等の許します限り工費の増額をはかりまして、迅速なる完成に努むる意向であります。 —————————————
今後縣において本工事に著手する場合は、國庫財政等の許します限り助成する方針であります。 —————————————
今後とも國庫財政等の關係もありますが、極力豫算を増額いたしまして、現在の工事箇所をまた下流にも延長いたしまして、できうる限り地元の御期待に副うように工事の促進をはかりたいという考えでございます。
なるべく速やかにこの調査を完了いたしまして、國庫財政等ともにらみ合わせまして、でき得る限り近い機會にこの改修の實現を期したいと、かように思つておる次第であります。よろしくお願いいたします。